日本遺産 村上海賊

“日本最大の海賊” の本拠地:芸予諸島
-よみがえる村上海賊
“Murakami KAIZOKU”の記憶-

6. 系譜

時の波を乗り越えてよみがえる、
日本一の海賊伝説は世界へ、未来へ。

村上海賊は、この地を渡る船の安全や祖先から受け継いだ信仰、かけがえのない穏やかな暮らしや、大名顔負けの優雅な文化、そして何よりもこの美しい瀬戸内海の風景を守ってきた。 村上海賊の足跡をたどる旅は、日本人が心の中で大切にしてきた何かを探る旅なのかもしれない。

見どころ

能島村上家伝来資料群

村上海賊の英雄的な大将、村上武吉が着用したと伝わる猩々陣羽織や、
中世の黒韋威胴丸など。
能島村上氏に伝わる貴重な資料が、今治市の村上水軍博物館に収蔵されている。

伝村上吉継墓と明光寺

来島村上氏を支えた一族の有力者、村上吉継が城主を務めた甘崎城の
対岸にある明光寺。
この寺には、吉継の墓と地元に伝わる宝篋印塔が祀られている。

伝村上雅房墓と禅興寺

能島村上氏の村上雅房の菩提寺とされる禅興寺。
伯方島にあるこの寺の墓所には大楠がそびえ、
その根元に雅房夫妻の墓があったと伝えられている。

伝村上義弘墓と高龍寺

南北朝時代に活躍した能島村上氏の伝説的武将、
村上義弘の菩提寺とされる高龍寺。
義弘の墓と伝えられる宝篋印塔は、寺の境内ではなく亀老山の中腹にある。

今治城跡

村上海賊が芸予諸島を去った後、国分山城にかわって藤堂高虎が
今治に築いた最新鋭の海城。
堀には海水を引き入れ、芸予諸島に残った海の人々がこの城を舞台に活躍した。

因島村上家伝来資料群

白紫緋糸段縅腹巻、紙本著色村上新蔵人吉充像、紙本墨書因島村上家文書など。
因島村上氏に伝来する貴重な資料が、因島水軍城に収蔵されている。

因島村上氏一族の墓地

因島村上氏の本拠であった、因島の中庄に造営された菩提寺の裏山にある墓地。
かつて分散していた一族の墓とされる宝篋印塔18基と、
多くの五輪塔がここに集められている。